キッチンに置く子供用の本棚を自作した
もうすぐ小学生。
子供部屋ではなくダイニングで勉強させようとキッチン裏に教科書を入れる本棚が欲しかったんだけど、市販品ではちょうどよいサイズがない。
ぴったりサイズがよかったので自分で作成してみた。
出来上がりはこちら。
作り方など順番にまとめてみました。
どんなものを作るか、考える
作りたいイメージとしては、シンプルで部屋の感じに合うもの。
まずは参考になるものをHPで検索。検索していて作り方とか、雰囲気が一番よかったのがこちらのページ。
シナランバーコアという材料があることを知りました。
ラワンランバーコアより少し金額が高くなりますが、表面のさわり心地はシナランバーのほうがいい感じです。
ホームセンターで実際、比較してみるのがよいです。
あと、塗装やネジの頭をダボで埋め込むことも考えましたがDIY初心者としては、いろいろ欲張らず工程はシンプルにしました。
次に簡単に本棚の図面を書いてみました。
うちの場合、以下の点を考慮しサイズを決めました。
・どれだけ教科書の量があるのか不明だけど、兄弟2人分を入れるサイズ。
・置きたい場所の奥行きは24cm
・棚の内寸は無印良品のパルプボードボックスなどを参考に縦横34cmの正方形
家を建てるときに作ってもらった2階の本棚も同じサイズの正方形
縦34cmあれば、だいたいの本が収納できます。うちの場合。
・先に紹介したHPを参考にして、作り方もイメージ図面は手書きで汚いけど、こんな感じ。板の厚さを考慮しましょう。
材料を買いに行く
よくあるホームセンターではなくて、品揃えがよい"スーパービバホーム"にシナランバーコア 厚さ18mm(3,580円)を買いに行きました。厚さは15mmでもよかったなとあとで思いました(^^;;
あと、買ったシナランバーコアをカットしてもらいます。
1カット30円で合計240円だったはず。
カット依頼する際に、1枚の合板からどのように切り出すか図を書かなくてはいけません。
先に作成した図面から、切り出す板のサイズ、枚数を書いていきます。
あらかじめ、書いておいたほうがよいです。合板サイズ1820×910mmです。
上で載せた図面ですが、家に図面忘れてホームセンターで書いてました(^^;;
上のほうにあるのが合板を切り出すために書いた図ですが、材料をカットする係の人に、木目があるのでカットする方向も考えなあかんよと教えてもらいました。なので参考にしないでね。
なので、再度、合板サイズに収まるように切り方考えてたら、係の人がサイズを計算して縦方向にカットしてくれました。
助かりました。
ほかに買ったものは、木ネジ皿(太さ3.5×長さ32mm)、下穴用ドリル(太さ3mm)のみ。2つで548円。
ドリルドライバーは借りました。ドリルドライバーのビット部分は前に購入していたので今回は未購入。
ネジはステンレスにしようかと買いにいきましたが高くてやめました。長さは板の厚さの2~3倍らしいが、少し足りない(^^;;
材料とカット代、工具で合計4,368円。
組み立て
もう1度、組み立てがわかりやすいように図面や下穴をあける寸法、ネジを指す場所を整理します。
また、手書きですがこんな感じです。
図の青丸はネジで固定するところ、緑は寸法(mm)、赤は組み立てる順番のメモです。
この本棚を作成するポイントとして、真ん中の仕切り板をどう固定するかです。真ん中の仕切り板にどっちからネジを固定するかもメモしてあります。
まずは、カットされた木をどの面を外向きにするか見栄えのするかイメージします。
イメージを忘れないように養生テープを貼って、どの部品のどちら向きかをメモします。
下穴を開けます。下穴は深さ20mmとしましたので下穴用ドリルの20mm以降部分に養生テープを巻きつけます。
ネジを入れる木の表面は下穴を貫通させ、木口は20mmの下穴を開けます。
下穴の位置は測って決めます。中学校のときに買ってもらったさしがねを使ってやりました。
作業はイスの上に板を置いてやりました。
下穴を開けたあとは、どんどん組み立てます。
最初は、底の板と真ん中の仕切り板をくっつけます。
まず、底の板にネジを裏面に少し顔出すぐらい差し込みます。そして、仕切り板の木口の下穴に合うように先ほどの底の板から出ているネジの先っぽをくっつけます。これで大体の位置あわせが可能です。
位置を合わせたらあとは最後までネジで固定します。
底板が縦向きの仕切り板の上に乗った状態でぐらぐらするので、片方をちょうどよい(今回だと高さ34cmぐらい)ダンボール箱の上に置いて少しはぐらつきを抑えました。それでネジは問題なく締めれました。
あとは図の順番で組み上げます。
4番の後に中段の板と底板の真ん中にくっついた仕切り板を固定します。
この方法は最初の参考サイトにあった方法を真似しました。
中段の板の真ん中につけた板を少し回転させます。そう、中段の板の真ん中につけた板は真ん中の1点だけで固定されてます。ネジ頭は他の板と干渉しないように表面から出ないようにしましょう。
回転させることで、ネジをつけるスペースができ、中段の板と底板の真ん中にくっついた板を組みつけれます。
ほかは普通の組付けを繰り返しとなります、完成です。
初めてでしたが、最初に組み立てをイメージをいろいろしたので案外スムーズにいけました。